どうも!
最近、ブログカスタマイズに悪戦苦闘している、つばきいとです。
最近、ブログをこちらに引っ越しました。引き続きよろしくお願いします。
ではでは、本題に入りますね。
松虫あられさんの「自転車屋さんの高橋くん」第25話が更新されました!
トーチweb 「自転車屋さんの高橋くん」第25話 松虫あられ
もう毎回のことですが、感想を書いていきたいと思います。
あらすじ

“ヤリチン”問題で高橋くんとともちゃんは、未だぎくしゃくしたまま。
そんな中、東京の実家に母親の手伝いのために戻ってしまったともちゃんを追いかけて、東京まで来た高橋くん。
高橋くんは、ともちゃんに追っかけて来ていることをまだ言っておらず、更に電車を乗り継いで向かおうとしますが、、、
高橋くんの人たらし

高橋くんは、乗り継ぎの途中である貴婦人と出会うのですが、ここの描写で彼が一体どんな人かが、如実に現れていると思います。
つまり、他人との距離が近く、自然と人に優しくできる人柄がこの出来事で端的に表現されてるんですね。
まるで当たり前のように、空気を吸うように、貴婦人の荷物を持ってあげてます。
きっと彼はどんな人に対しても、この距離感でフラットに接して、人の心にすっと入っていくのでしょう。
“人たらし”って悪い言葉のような印象を持ってしまうかもしれませんが、高橋くんはとても素敵な”人たらし”です。
読んでいる私たち読者の心も、緩く和んでいってしまいます。
しかも、貴婦人の名前がわかったらちゃんづけで呼んでしまうんですよ!?ものすごい能力です!
善意の優しさ

ここから、話の方向が少し変わってきます。
清子(せいこ)ちゃん(高橋くんは貴婦人のことをこう呼び始めます)に荷物を届けに行ったら、なんと、あろうことかともちゃんの元同僚の山本さん(サワヤカ君)と再会します。
清子ちゃんの孫が山本さんだったんですね。
流れで山本さんの実家にお邪魔することになりますが、清子ちゃんは、孫に幸せになってもらいたいがためにお見合い写真を山本さんに渡してきます、、。
ここでの描写も、色々と読み解くことができます。
山本さんのお父さんは子供のことやそもそも他人に興味がないように見えるし、細かい指摘になりますが、清子ちゃんに世話を焼かれるのが普通になってるように見受けられます。
ここから、山本君の家庭環境を、少し想像することができます。
ごく一般的な家庭なんでしょうが、そこには闇が隠されているようにも邪推いてしまいます。
また、お見合い写真を取り出されて、表情が固まる山本さん、、。
清子ちゃんは、良かれと思ってしています。山本さんが望んでいない、むしろ嫌がっているなんて微塵にも思ってないでしょう。
普通って何?

普通って何なんでしょう?私も今までの人生を振り返ると”普通に”に囚われていたことがあるなと感じました。
普通、年頃になったら結婚するでしょ
普通、結婚したら子ども産むでしょ
普通、結婚したらマイホーム買うでしょ
普通、普通、普通
私達の人生には”普通”が付き纏い、それに囚われて自然と選択をしてしまうことがあったと思います。
また、”普通”こうでしょ、と”普通”を振りかざして、無意識の暴力を振るってしまってたこともあるだろうなと、自分を顧みて、少しちくっとしました。
高橋くん、今こそ人たらしを発揮するのだ!

清子ちゃんが悪いわけではないんだけど、普通に囚われなくていいし、好きに生きていいんだよ、と山本さんにそっと伝えたくなってしまいました。
また、隣で見ていた高橋くんが、何て言葉を発するのか、とても気になってしまいました。
きっと、天性の”人たらし”を発揮して、山本さんの心をふっと軽くしてくれるのではないか、という期待を込めて、次回の更新を待とうと思います。
今回も楽しませてもらいました!そして、色々と考えさせられました!
松虫あられ先生ありがと〜!
あとがき
いつも高橋くんを遼平と呼ぶか、ともちゃんをパン子と呼ぶか、記事を書く時悩みます。
高橋くんとともちゃんでいきます!
最近は、ドラマ化か映画化したら、、むふふと妄想してしまいます。
*画像は全てトーチwebからお借りしています。
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