自転車屋さんの高橋くん第27話 ネタバレ感想 ー人を理解しようとすることー

とてもお久しぶりになってしまいました。つばきいとです。皆様、元気にされていますか?

 

私は、持病があり、少し前に悪くなってしまったので、療養しておしました。今も療養中ですが、だいぶ回復してきたので、また少しずつ、ブログを書いていこうと思います。

 

この自分が付き合っている病気についても、そのうち、このブログか、または別の媒体で書いていきたいと思っているので、気になる方は読んでいただけたら嬉しいです。

 

ではでは、自転車屋さんの高橋くん、最新話が更新されたので、感想を書き連ねていこうと思いますー!

 

トーチweb「自転車屋さんの高橋くん」 第27話

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

実家のある東京に戻ってきたともちゃんは、飼っていた犬のたもつの骨を届けに、離婚して新しい家庭を持つ父の元を訪れます。

 

それと同時に、ともちゃんと父の過去も描かれています。

 

ともちゃんを追いかけてきた高橋くんは、たまたま再開したともちゃんの元同僚こーき(山本くん)と共に、ともちゃんのお母さんを訪ねます。

 

ともちゃんと高橋くんはいつ再会できるのか、、、。

 

(高橋くんが、今回から山本さんのことを、こーきと呼び出してて、その距離の取り方、高橋くんっぽいな、いいなと思ってしまいました笑)

 

 

 

扉絵の暖かさに癒される

 

子供の頃のともちゃん、幼い!かわいい!

 

そして、将来の2人が暮らしてるだろう部屋や雰囲気がもう素敵!!幸せそうだし、このオープニングだけでもう、ファンとしては嬉しい限りです。

 

あられ先生の、色使いの暖かさが、2人の暖かさを表してて、似合ってますね。よく見ると、ともちゃんの服(割烹着?)汚れてるし笑。ともちゃんらしい〜。

 

 

父との関係

今回も、ちょっと重めなシーンが続きます。

 

お父さんと、子供の頃のともちゃんがどのように過ごしていたかが描かれています。

 

はっきりと言及してないけど、お父さんがどんな人物か、よてもよく伝わってきます。また、おそらくこんな人なんじゃないだろうか、と読者に想像を膨らませます。

 

あられ先生の、その描き方が上手だなと今回も思いました。

 

まず、思い出のお祭りのシーンでは、お父さんが、そうじゃないだろがい!!って台詞を言っています笑。

 

子供のともちゃんは、犬の飴が欲しかったのに、浴衣着せたし、ヨーヨーもやっただろ、良い子だろ、買わないよ!とお父さんはなだめているんですが、これが本当、トンチンカンなこと言ってるなと思ったのです。

 

全然、ともちゃんの気持ちに寄り添ってない。そうじゃないだろがい!っと思わず突っ込んでしまいました笑。

 

犬の飴が欲しかったのに、他に色々してやっただろって、、。良い子だろって、黙らせる殺し文句だなと恐ろしくも思いました。

 

私の勝手な想像だと、他の様々なシーンからも、お父さんは、ともちゃんのことを全然見てないんだなと感じました。奥さんのことも、ともちゃんのことも、家庭も大事にしてない。

 

自分の理想や、不満ばかり、、、。つまり自分のことしか考えてなさそうなんですよね。

 

この飼い犬に言う台詞からも、犬のこと事態全然理解してないし、大事にしてない感じが伝わってきます。自分の思い通りにならないことは、全部相手が悪くて、馬鹿だからとか思ってそう。↓

 

 

 

それに、お父さんの今の奥さんも、無意識で人を殺すような台詞言ってくるし、、、。一番厄介なパターンや!!

 

 

昔の職場にもいたなーこういう人、、、。発言する言葉全部人の地雷を踏んでいく人。本人は思っていることを素直に言っただけだから、悪いと思ってないパターン。

 

私も酷いことよく言われたっけ。当時は言い返せなかったな〜。

 

自覚ない人ほど、恐ろしいものはないですね、、、。

 

 

 

人を理解しようとすること

人と人って完全に理解することは、残念ながらできません。でも、否定せず、理解しようとすることはできます。また、寄り添うこともできます。

 

私は、長年付き合ってる病気があり、絶望することが何度もありました。ですが、夫が理解しようとしてくれて、寄り添ってくれたことが、とても励みになって、救われたし、病気も改善されたということがあります。

 

勿論、当事者じゃないから、的外れなことを言われたこともあるし、ちょっと違うっていうこともありました。でも、ずっと側にいてくれて、少しでも理解しようとしてくれて、サポートしてくれたことに、本当に感謝してるし、足は向けて寝られないし、ますます夫のことが好きになりました笑。

 

と、私個人の話になりましたが、最新話の話に戻しますと、やっぱり、この「人を理解しようとする」ってことが、大事だなと、今回の話を読んで、痛切に感じたんですよね。

 

先ほども書きましたが、お父さんはともちゃんのお世話をして、面倒を見ているように見えるけど、全然ともちゃんのことを見てないし、理解してない。

 

私も子供の頃、自分のお父さんと似たようなことがあり、あ、全然わかってもらえてないんだなと感じたことがあります。

 

お父さんは私のために良かれと思ってしたことが、逆に私にとっては、信用されてないんだな、勉強できないと思われてるんだなと、ショックを受けたことがあったんです。

 

そういったことがあったことも、最新話を読んで思い出されました。

 

小さかったともちゃんの思い出や、自分自身の経験からも、難しいし、失敗もするけど、人を理解しようとしていきたいなと、改めて思いました。

 

特に私は子供がいるので、子供に対して、無意識に変なこと言っちゃう時もあるから、気をつけなきゃな〜とちょっと反省もしました。

 

 

まとめ

いや〜今回も、内容の濃いお話でしたね。

 

あられ先生は、本当に、人間の描写が上手だなと感じました。特に今回は、ともちゃんのお父さんや現奥さんのような、嫌なことする人間笑!!

 

反面教師にしていきたいです笑。

 

そして、今回特に私が感じたのは、「人を理解しようとすること」の大事さです。

 

この、理解できなくても、しようとすることが、めちゃめちゃ大事だな〜と最新話を読んで、自分を顧みることができました。

 

きっと、ともちゃんにとって、初めて理解しようとしてくれた恋人が、高橋くんだったのかな。お母さんも、ともちゃんのことは大事に思ってても、余裕がなかったんだろうな。

 

そんなことも感じた最新話でした。

 

また次回も、楽しみですね。

 

高橋くんと、こーきと、ともちゃんのお母さんが、お父さんの家庭に乗り込むのかしら笑。また、一波乱ありそうな予感もします。

 

 

 

あとがき

映像化企画進行中のようですね↓

 

 

 

あられ先生のメッセージや、作品のテーマや雰囲気が、うまく折り込まれた映像作品になるといいなと、勝手ながら思っています。

 

楽しみに、続報を待っています!!

 

ではではまた〜。

 

 

※画像は全てトーチwebからお借りしています。

 

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